9月23日の釣行は、前夜に低気圧の前線が日本海上空に停滞し天候の回復が遅れ、 海上は風が強くやむなく中止となったため、10月1日(日)に再度釣行を予定する。
10月1日(日)、当日も前夜からの雨と風が残り、
出船時間を1時間送らせ、今日は午前5時の出航となった。
風は収まったが小雨が残る中、大井漁港を出航した賢彰丸は師崎から
野島、更に伊良湖岬を廻り大山沖を目指す。
今日のオニカサゴ釣りのチャレンジャーは、初体験の近藤氏と水野氏、
2度目の宮地氏の他、私と共にオニカサゴを追い続けているベテランの
神田氏と原田氏の6名である。
心配していた波は思ったほど高くなく、後は雨の上がるのを願うばかりである。
港を出て約1時間30分程で目的の大山沖へ到着、早速、釣り準備にかかる。
今回使用のタックルは、
ロッド--->美崎・EXPERT STICK 海鳳195
リール---->ダイワ・SUPER TANAKOM-Z 500WP
ライン---->ダイワ・棚センサー BRIGHT 6号 300m.
ロッドキーパー---->ダイワ・パワーホルダー CS90S
リグ---->ユマック・オニカサゴフロート3本鈎仕掛け 全長1.6m
オモリ---->美咲・ロケット鉛150号
を順にセットし6時50分、釣り開始となる。
餌のカツオのハラモを鈎にちょん掛けでさし、仕掛けを水面に垂らし、
リールカウンターのゼロ調整を行い仕掛けをリリースする。
穂先から出ていく道糸が10m単位で色変わりし次々と海中に沈み、
やがて穂先がぴょんと跳ね上がり、仕掛けの着底を伝えてきた。
カウンターを見ると153mを表示している。
素早く糸フケをとり、オモリが海底をコヅクのを確認した後、
カウンターを見ると142mを表示した。
上層から中層の潮効いているため140mの水深なのに、
ラインが潮の抵抗を受け糸フケが多く出ているのだ。
しかし、底潮はそんなに早くなくオニカサゴ釣りには適した潮況である。
リールのパワーレバーを微速にし、海底から50cm程仕掛けを巻き上げ
誘いを掛けてみるとモゾモゾとアタリが出た。誘いを止め餌の食い込みを待つが、
反転と突っ込みが来ない。
活性の高いアタリはゴッゴッともう少し明確な魚信を伝え、反転も早くなるのだが、 今日は雨天のため海底は暗いのだろうか?
通常の考えでは、太陽光線は140mもの海底には届かない筈なのに、
何故かオニカサゴ釣りは晴天の方が活性が高いようだ。
勿論、魚は気圧の変化やその他、人間の五感に感じないものを察知するのだろう。 そんなことを考えながら再度仕掛けを着底させ、誘い上げてみると今度はゴッゴッと 明確なアタリの後、グィグィと海底に頭を向け反転する様が穂先に伝わり、
しっかり鈎掛かりした。
中速で30m程巻き上げると、オニカサゴ特有のゴンゴンゴンと鋭く穂先を締め込む、
竿の曲がり方は大型で重量感を伝えているのだが鋭さが比例しない。
その後、二度ほどの突っ込みを見せたものの大型とは違う気配に、
もしかしたらオニカサゴの一荷ではと期待がつのる。
やはり、水面に姿が見えたのは計測の結果35cmと43cmのダブルヒット。
最初から快調な出足に喜んだのも束の間、後は私も他のメンバーも
小さなアタリはあるものの、たまに釣れるのはアヤメカサゴやチゴタラばかりである。
業を煮やした野田船頭は、場所変えるからと全員に仕掛けの撤収を指示する。
魚探とGPSを見つめながら新しいポイント探しては、仕掛けを入れてみるが、
結果は思わしくない。
午前10時、雨が止み、切れた雲間から時々太陽が顔を出す程に天候が良くなった。
元のポイントへ戻るからと、野田船頭から再び指示が出た。
10分程走ると船はスローダウンし、野田船頭が最初に私がダブルで釣り上げた
場所だと言い、空が明るくなったから食いも立つだろうと、船中にゲキを飛ばす。
乗船者全員が殆ど同じタイミングで仕掛けを投入し、アタリを待っていると
艫流しでポイントへ入っていくため、艫から順に
サイズこそ差があったが全員にオニカサゴが鈎掛かりした。
改めて魚影の濃さに驚く。
それならばと、良型狙いに的を絞り仕掛けの誘い巾を50cmから一挙に1.5m
と高めにしその高さをキープし、アヤメカサゴやウッカリカサゴの攻撃も交わしながら、 良型を待つ。
オニカサゴは魚体の大小により、捕食のための行動は海底からの高さや範囲が違い、
タナを高くすることにより行動範囲の大きい大型が釣れるようだ。
すると、ゴッゴッグングンと良型のオニカサゴのアタリがあり、
途中の締め込みを何度も見せ、タモに収まったのは45cmの大型。
そこで、皆に1mから1.5mのタナのキープを告げ、全員が高い棚を釣るように
したところ、初体験組は38cm〜40cmを釣り上げ、
神田氏は本日最長の46.5cmをものにする。
仕掛けが着底したら素早く糸フケを取り底を切らないと、アヤメカサゴや
ウッカリカサゴの他、ユメカサゴも入れ食い状態で釣れてしまうため、
仕掛け操作には神経を使う釣りとなった。
他のメンバーも、外道とは言え、何れも美味しい魚達であるが、オニカサゴの味には 及ばないと、外道の攻撃を交わし着実にオニカサゴを釣り上げていく。
これだけ釣れればと、初体験者の声を期に最後の一流しとなり、50cmの
ウッカリカサゴを追加したところで沖上がりとなった。
本日の船中釣果。
オニカサゴ 28〜46.5cm 39匹
ウッカリカサゴ 25〜50cm 36匹
アヤメカサゴ 18〜28cm 62匹
ユメカサゴ 20〜31cm 8匹
沖メバル 23〜28cm 6匹
チゴダラ 32〜43cm 12匹
次回のレポートはウタセ真鯛釣りです。
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